松田聖子研究室

松田聖子の楽曲はもちろん、彼女に関するありとあらゆるものを20代の研究員が独断と偏見により徹底的に研究します!

聖子ちゃんの睡眠時間はたったの1時間!?当時の芸能界のブラック体質がえぐすぎる件

 

 

こんにちは、研究員第一号のいっきゅうと申します!

 

今回は音楽的なことではなくて、80年代前半の聖子含むアイドル所属事務所のブラック体質についての思い研究です。

 

※かなり自分の考えをぶちまけてますのでそういうのが嫌な方はブラウザバック推奨です。

 

なぜこの記事を書こうと思ったかというのは、とあるツイートに載っていた聖子さんの独白文章に軽くショックを受けたからです。

 

1.「80年代の回想」

 そのツイートがこちらになります。

 

 この記事で聖子さん(多分90年頃?詳しくは分からない)が80年代当時の忙しさを振り返っています。

一部、記事(「80年代の回想」)から引用してみようと思います。

毎日、テレビ局を掛け持ちして、その合間に取材が7、8本。コンサートや映画があるとレッスンやリハーサル。今思うと、よくあれだけの仕事ができたって思いますよ。

当時の聖子さんはテレビで見ない日はないと言われるぐらいテレビに出ずっぱりだったらしいですから、それだけでも相当時間を拘束されたことが容易に想像できます。

 

歌番組だけならまだしも、人気アイドル故に多くのバラエティ番組にも出演していたと思うので、これはまあしんどかっただろうなあ……と。

 

それと、雑誌などの写真撮影とかもかなりやられていますよね。

 

僕いつも聖子ちゃんのかわいい様々な写真を見るたびに「一体どこにこんな大量に写真を撮る時間があったんだ……」ってつい考えちゃうんですよね(笑)。

 

これもトップアイドル故の仕事ですよね。

 

さらに、本業の歌手の仕事でも、シングルが約3か月ごとにリリース、アルバムは半年ごとにリリースということで、他の仕事が入っていない時は暇さえあればレコーディング作業をしていたのではないでしょうか。

 

そのうえ、ライブのためにプロ指導のもと練習もしなければなりません。

 

そして、映画やドラマにも出演……。

 

だめだ、書いてるこっちがぶっ倒れそうになってきた。_(:3」∠)_

 

そして、睡眠時間について聖子さんはこう語っています。

睡眠時間も1時間がいいところ。何度も倒れましたよ。「このままだと死んじゃうかもしれない」っていつも思ってました(笑)。お休みは1年に何度かあったんですけど、どこかに出かけたいなんて思いもしないの。ひたすら眠るだけ。そうそう、24時間以上眠ったこともありましたね。

い、い、い、いちじか~~ん!!???!??!?!?

 


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さすがにこれは過労死してもおかしくないですよ……。

そりゃあそれだけ仕事がある証拠ですし光栄なことでもあるのは分かりますよ。

忙しかったのは分かりますが、事務所がもっと仕事をセーブできなかったのでしょうか。甚だ疑問です。

 

睡眠時間についてはこんなデータもあります。

【声と睡眠】というサイトから引用します。

 

声帯自体は筋肉ではなく、周辺の筋肉の動きに支えられてて声が出るように
なっています。
睡眠不足になると、筋肉の疲労が回復しないため、
当然声帯周りの筋肉の疲労も回復しにくくなります。
すると、声帯を動かす能力も半減してしまい、声が出にくい(本調子が出ない)状態になります。

 

ということです。

では本来睡眠時間をどれぐらいとるべきなのでしょうか。

 

最低5時間、通常で6時間~8時間(個人差による)をしっかりとることで
身体全体の疲労回復ができ、声帯周りの筋肉も回復する

 

聞きました?

 

_人人人人人_
>最低5時間<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄ 

 

当時の聖子さんは5時間「も」眠れなかったでしょう。

声を生業としている人たちからすると
睡眠時間、運動、食事、空気環境、(排気ガス・タバコ等)はとても大切です。
身体が楽器である以上、アスリートと同じくらい気をつける必要があります

 

まさしく聖子さんは歌手であり、しかもまだ二十歳前後の女の子なわけですから本来睡眠は他の仕事をセーブしてでも最低限とるべきだと思うんですが、皆さんはどうお考えですか?

 

普通ならもう耐えられなくてメンタル追い込まれて壊れてしまいますよ。

ところがそこで壊れないのが聖子さんの強さというか執念ですね。

だからって逃げたいとは思わなかったんです。

はんぱない根性ですよ。

でもよく泣いてましたね。夜中に帰る車の中で、外を見るとやたらボロボロ涙が出て。

そこまでもうメンタル追い込まれていたんでしょうね……。考えるだけで胸が痛くなります。

 

それでも仕事を続けてこられたのは、まだまだ勉強の時期だったということと、やっぱり仕事が好きだったからだと思うんです。

 

やはり「歌が大好き。歌を歌いたい」という強い信念は聖子さんの中であったんだと思います。

 


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2.その他の人気アイドルの睡眠時間

 

ここで、他の人気アイドルの証言を見てみましょう。

まずは最近でもダンシングヒーローで一躍ブームになった荻野目洋子さん。

音楽活動以外にもドラマやバラエティーの出演などがあり、睡眠時間は3時間くらい。その上、出席日数をクリアするために高校にも行かなくちゃいけない。レコーディングなのに、まだ曲を覚えきれていないとか、疲れて声が出ないということもありました。そういう状況で、バタンとスタジオの分厚いドアを閉められて窓のない部屋に一人でいると、孤独で息が詰まるような感覚になって、バーッとスタジオから逃走したこともありました。すぐに、マネジャーに連れ戻されてしまいましたが(笑)。

荻野目洋子「80年代はアクの強い時代」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

 

睡眠時間は3時間ぐらいということでやはり事務所に相当酷使されていたことが分かります。

 

続いては、ピンクレディーのミーちゃんの証言。

「UFO」のときは、本番2時間前に覚えたんですよ。とにかく忙しかったですね。「仮眠を45分」という世界でした。睡眠不足からだと思うのですが、毎日微熱があるような感じで、真夏でも寒くて体が痛かったことを覚えてます。

未唯mie「ピンク・レディー時代は仮眠45分、毎日微熱」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

 

か、仮眠を45分……!!?

 

こんなんもう奴隷ですよ。事務所の奴隷。

 


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3.こんなブラックな話が許されていいのだろうか。

 

僕はもちろん、聖子さん本人は好きだし尊敬もしてるんですけども、当時の「アイドルの人権を無視し二十歳前後の女の子に睡眠もろくにとられないほど働かせる」事務所の体質ってのはとてもじゃないけど好きになれないです。

 

人を人とも思っていない、所詮金を稼ぐ道具としか見ていない。事務所のお偉いさんなんてそんなもんでしょう。

 

当時の芸能界は今よりもっとブラックな世界で、こんなのは日常茶飯事だったのでしょうが、これはやっぱり許されるべきじゃない。

 

最近、とあるアイドルグループの娘が自殺したという事件がありましたよね。

あれは事務所が一人の人間を追い込んで潰した「殺人事件」です。

 

もし、何かボタンを一つかけ違えていたら、聖子さんも彼女のようになっていたのかもしれないのですよ……?

 

「そんなことはない」とどうして誰が自信を持って言えるでしょうか?

 

実際、聖子さんは酷使されすぎて初期の声を潰してしまっていますよね。

 

これもねえ……もう少し事務所は配慮できなかったのかなあと僕は思っちゃいます。

 

睡眠も休息もろくにとれないで毎日歌番組やらコンサートやらで全力で歌っていたらそりゃねえ……。

 

かなりつらかったと思いますよ、今までのように声が出なくなって。

睡眠時間少ないと思考能力もどんどん減ってネガティブになっていきますし。

 

 

後の90年代のインタビューで聖子さんは今はしっかり寝られるから本当に幸せとおっしゃっていました。

 

そりゃあそうだよ!!!(*T^T)

 

解放感半端なかっただろうなあ……。(´;ω;`)

 

しっかり寝られる上に、与えられた仕事を操り人形のようにこなすのではなく自分自身でプロデュースして仕事していくわけですから、アイドル時代より充実しているに違いないです。

 

頑張ったよ聖子ちゃん……!。゚(゚´Д`゚)゚。


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4.なぜ聖子さんは仕事をこなせたのか?

これはやっぱり、ひとえに聖子さんの周りの方々のサポートのおかげだと思います。

小田裕一郎さんや大村雅朗さんに松本隆さん等の音楽面で聖子を信頼し、助けてくださった方々。

スタイリストやライブでのスタッフの方々もきっと聖子さんを全力で励まし、共に戦っていたのだと思います。

 

もちろん、聖子さんが仕事好きだというのもあるでしょうが、それだけでこの地獄を乗り切れるわけありません。

 

周りの方々が必死に助けてくださったおかげではないでしょうか。

 

そして、それは聖子さん自身が身に染みて感じていると思います。

 

5.まとめ

まず、この過酷な環境のなか必死に仕事をこなし素晴らしい作品を残してくれた聖子さんに感謝します。

 

本当にありがとう、聖子さん。

 

そして、聖子さんを支え助けてくださった周りの方々に感謝。

 

最後に、このような前時代的なブラック体質で10代の娘を奴隷のように酷使するようなブラックアイドル事務所がなくなることを望みます。